『こぴよフ』、それは主催のこぴさんによる招待制のオフ会である。※本文章では極力「オフ会」という言葉は使わず、また「ですます」調ではなく「である」調で書き進めたいと思う。それゆえ、偉そうな部分もあると思うが、僕自身が感じたことを極力ストレートに伝えたいのでご容赦願いたい。
主催のこぴさんとは今年6月に開催された『第1回ぺこおふ』で初めて知り合い、同じブロックだったことや世代が近いこと、そして何よりこぴさんの人柄に惹かれたことで、仲良くなりたいと思うようになった。
2回目に会ったのは8月の『第6回アシパオフ』だっただろうか。そこでこぴさんが「自分の親しい人を招待して楽しめる会を開きたい気持ちがある」と言っていた。直接会うのは2回目だったが、もし開催されるなら是非行きたいと思った。
その後、『第2回ぺこおふ』や『ぬまオフ』などで交流を深める中で、有難いことに招待をしてもらえることになった。こぴさんが開く会であれば、必ず素敵な会になると思ったし、何より「是非来てほしい」と言ってくれたことがとても嬉しかった。
僕自身は今でも人見知りで、コミュニケーションも上手ではない。社会人になって仕事上どうしてもコミュニケーションをとらないといけないことが増えたこともあり、学生時代に比べると幾分かはマシになったとは思うが、それでもまだまだ口下手だし、みんなの中心で場を盛り上げるタイプではない。
主催のこぴさんはどうか。こぴさんは語弊を恐れずに言えば、「男女分け隔てなく、クラスの陽キャとも陰キャとも仲良くなれる、文化祭や体育祭で様々な層が一致団結する時にもめちゃくちゃ頼りになる、コミュ力抜群の人格者」であると考えている。
実際『こぴよフ』に参加してその思いは確信に変わった。本当に色々なバックグラウンドの人がいると思った。そして何より参加者全員が良い人しかいなかった。残念なことに全員とお話しすることはできなかったが、それでも空間から感じ取るものは多かった。
もう1つ、えびさん・うびさんが運営をしているということも、当日の参加への楽しみを増すこととなった。えびさんは大人気オフの『ぺこおふ』の主催であり、その人格者ぶりは素晴らしく、透明感あふれる見た目も相まって爽やかな聖人である。うびさんはとても気さくでコミュニケーション力の高い方で、教養深く、まさに才色兼備という言葉がぴったりの素敵な人である。
この2人と仲良くなったきっかけの1つにこぴさんが僕のことをポジティブに評価してくれていたことがあると思う。ここでもこぴさんに感謝したい。
そして、こぴさんの「招待制」に関する考え方はとても素晴らしいと感じた。以下、こぴさんの主催レポから一部抜粋させていただく。詳細はこぴさんのオフレポをご一読願いたい。
こぴさんの主催レポ
こぴさんブログより一部抜粋
特に2つ目の考え方が素敵であると思った。パパママポケ勢は子育てや子どもの学校行事等の関係でオフ会に参加しにくい傾向にあることは、子どものいない僕にも容易に想像がつくし、実際そうした話を耳にすることは多かった。
ただ、オフは対戦の場というだけでなく、同じポケモンというコンテンツを愛する人同士の交流の場でもあると僕は思っている。そうした意味でも、なかなかオフへ参加できないリア友のことを考えて、しかも実際に行動に移せるのは流石の一言だと思った。
そんな会へ招待者として参加することができ、とても嬉しかった。ただ、詳細は割愛するが、僕自身は参加が遅れてしまい、主催のこぴさんをはじめ、運営のえびさん・うびさん、他の参加者の方に沢山の迷惑と心配をかけてしまった。親しき中にも礼儀ありということで、本当に申し訳ないと思った。ごめんなさい。それでも参加を喜んでくれたこぴさん、お話ししてくれたみんな、本当にありがとう。
さて、ここまで『こぴよフ』参加までの経緯や考えをつづったが、ここからは当日のことを話したい。
対戦会
諸事情により遅れてしまった僕は対戦会へ参加できなかったが、もし参加できていた場合、使うポケモンはサーナイト、キノガッサ、ボーマンダ、バシャーモあたりから3体と決めていた。そう、ポケモンにおける僕の故郷でもある第3世代のポケモンたちだ。
前日までに出現場所を調べつつ、野生ポケモンを倒すことで得られる努力値の確認、パワーリスト系の努力値獲得増強アイテムを購入して準備を整えていた。
ブリジュラスやモロバレルが多かったと聞いていたので、バシャーモを採用して参加していればそれなりにやれたのではないかとも思ったがあくまでもたらればの話。
優勝された桜花(はる)さんとモブ犬さん、おめでとうございます!
そして、対戦会に参加できなかった僕ではあるが、ここで主催のこぴさんをはじめ、運営のえびさん・うびさんたちの粋な計らいを知ることになる。そう、対戦ブロックは合計4つあったのだが、とてもかわいらしい絵とともに『ラティアスブロック』が設けられているではないか…
参加はできなかったが、流石に写真を撮らせてもらった with しえるさんのチルタリス
後から聞いた話によれば、今回の早押しクイズに問題を提供させてもらったことへの御礼として、こぴさん・えびさん・うびさんの3世代推しポケ以外のポケモンとして採用してくれたとのこと。クイズの問題はあくまでも自己満足で協力させてもらっただけだし、この状況下で対戦会に参加できなかったことは益々申し訳ないと感じたが、本当に嬉しい思いだった。
ランクマッチで上位の成績を収めたプレイヤーへのお祝いとして、そのプレイヤーの推しポケモンのアートをプレゼントするポケ勢が多いということは知っている。ただそうしたお祝いはおおよそレート2000以上(最低でも1900以上)のプレイヤーに贈られることが多いと考えているので、「いつか好成績を残して誰かに描いてもらえるように対戦の実力も人間性も磨かないと…」と思っていた。
そうした中で、良い意味で予想していなかった形で、僕のことを考えながら(というと大げさかもしれないが)用意してくれた3人には本当に感謝しかない。特に実際に絵をかいてくれたうびさん本当にありがとう。
うびさんのスタッフ記録
うびさんブログより一部抜粋。泣ける。
全員一致ゲーム
全員一致ゲームは何回か経験したことがあったが、10人前後にもなるとなかなか回答を合わせることが難しいと思っていた。それでも自我を出さずに極力回答を合わせようと努めた。一部になるが自我を出してしまったのは、
カッコいい技名といえば? → ラスターパージ
あたりだろうか。ラティアスについては、めーぜんさんが「カノンさんリスペクト回答」と言いながら書いてくれたので嬉しかった。また、トトリさんもラティアスを書いてくれて嬉しかった。カッコいい技名は今考えるとZ技から選ぶべきだったかもしれない。
ロトムが多い…納得
結果全員一致の問題は無かったが、各回答者にとって馴染みのある世代が分かったり、「その答えは確かに!」となるのも多く、改めてポケモンというコンテンツの幅広さを実感した。
イントロクイズ
全員一致ゲームを終えると、イントロクイズへ移った。昔からテレビ番組のイントロクイズなどは比較的得意であったので、折角だし頑張りたいと思った。他方で、他の参加者の方たちも当然ポケモンが好きなわけだし、5-7世代あたりは正直怪しいBGMも多かったので、特にめーぜんさんあたりは強敵であると勝手ながら考えていた。
結果的には、おじさん世代の第1世代のBGMがそれなりに多かったこと、HGSSホウオウやXYカルネなど、たまたま自分が好きなBGMが多かったこともあり、10pt.×10問正解の合計100pt.で1位になることができた。何問かめーぜんさんに押し負けた問題もあったのと、桜花(はる)さんのラストの金銀エンディングBGMは押した!と思ったらタッチの差で負けていたので悔しさはあったが、とても楽しかった。また、しえるさんがお手付きをしてしまったハッコウシティのBGMは完全に棚ぼただった…汗
早押しクイズ
早押しクイズは上で少しふれたとおり、何問か作問を協力させてもらっていたのと、事前にこぴさんから問題を見せてもらっていたので自分は参加しなかった。問題の読み上げと同時に文字が起こされるスライドをえびさんが作成されていて、準備がとても凄いと思った。
せっかくなので自分が作成した問題の一部を記載したいと思う。クイズ研究会出身の方々からすると、「作問がなっとらん!」と怒られてしまいそうだが、ご愛敬賜りたい。
Q)アニメ版ではジムリーダーの父親を持ち、英名では本人の口癖由来ともいわれる『May』としても知られ、アドバンスジェネレーション終盤では『ホウエンの舞姫』としても知られるようになった、アチャモが相棒のヒロインと言えば誰でしょう?
A)ハルカ
Q)英名は『mine(鉱山)』を連想させるJasmineで、『つかう ポケモンは シャキーン!!は……はがねタイプです』という台詞や『大食い』の設定など解釈不一致ポイントも多い、アサギシティの鋼ジムリーダーは誰でしょう?
A)ミカン
Q)シリーズで唯一アカデミー長編アニメ映画賞にも出品された名作であるにもかかわらず、『光輪の超魔神 フーパ』に抜かれるまでの13年間、歴代最低興行収入を記録していた、水の都ヴェネツィアを舞台にした映画作品は何でしょう?
Q)カロス地方の氷タイプのジムリーダーといえばウルップですが、別バージョンでは岩タイプのマクワがジムリーダーを務めることでも知られる、ガラル地方の氷タイプのジムリーダーといえば誰でしょう?
A)メロン
Q)フランス語で『守る』・『敬意』などの言葉が連想され、カロスの大女優の相棒でもあり、専用のメガシンカアイテムが『ナイトナイト』とまるでダジャレのようにも思えてしまう、全国図鑑No.282の『ほうようポケモン』と言えば何でしょう?
A)サーナイト
一部自我を出し過ぎな問題もあるが、これもまたご愛敬賜りたい。
早押しクイズは対戦以外の側面も多かったが、全体的にめーぜんさんが強かった印象がある。5世代からの対戦オフ歴、幅広いポケ勢人脈、そして大人気オフ『アシパオフ』の主催だけあってやはり凄かった。
写真撮影
最後にみんなで会場で写真を撮ってもらった。僕は遅れていったこともあり、あまり多くの人とは話せなかったが、それでも写真を見返して、こぴさんの人望と、ポケモン好きな人同士の集まりであることを再認識した。こぴさん本当にありがとう。そして会場で同じ空間をともにした皆さん、本当にありがとうございました。
とても温かな空間をありがとう
二次会+カラオケ
こぴよフ会場を後にし、二次会会場へと向かった。二次会では、トトリさん、しえるさん、桜花(はる)さん、みっとさん、うびさんと同じテーブルでご一緒させてもらった。
トトリさん、みっとさんは、『みっトリオフ』をはじめ、様々なオフ会でお世話になっている方たちで2人とも非常に接しやすく良い人たちである。2人とは今年の2月に埼玉でご一緒させてもらって以降、特に仲良くさせてもらっているが、この日も色々と楽しい話を聞くことができた。トトリさんの落ち着いたトーンから放たれるポケモンへの愛と、みっとさんの頼れるお兄ちゃん感、良き。
しえるさんは『第1回ぺこおふ』で知り合ってから、みっとさんと共催の『たくわるオフ』にも参加してくれるなど、かねてより御礼を言いたかったので、きちんとお話しできて良かった。この日はお仕事の話なども聞かせてもらった。
桜花(はる)さんは、この日が初めましてであったものの、これまでも鷹HEROさん・みずもさん主催の大会などでお世話になったり、さーやさん・桜花(はる)さん共催の『ドーブルじゃんけん』などにもお声掛けいただいたりと、ようやくご挨拶ができて良かった。人脈相変わらず凄い。
うびさんとはXなどで敬語を使うのをやめるようになってから初めて対面で会ったが、僕が色々とぎこちなかったであろう中、持ち前の明るさとコミュニケーション力で優しくフォローをしてくれた。また解釈不一致案件があったかもしれない。おいおいカノン。
もう1つのテーブルのメンバーとは時間の関係もありあまりお話しできなかったのが残念だが、それでも同じ空間を過ごすことができたことへ感謝したい。本当にありがとうございました。
その後のカラオケでは、みんな思い思いの曲を入れていた。途中、えびさんと『ゼロ魔』や『とらドラ!』で意気投合したのに、『ラブライブ!』で急遽解散になったの悲しすぎる。ユニゾンの田淵さんの真似はよくしていました。アンリエッタ、櫛枝実乃梨、高坂穂乃果、南千秋、椎名真冬は最高です。Printemps派です。ランカ派です。からあげ姉妹可愛いです。ソプラノの歌声最高です。解釈不一致です。
そして、こぴさん、ここでも粋な計らいありがとう。まずもってお祝いの気持ちだけでも嬉しいし、この日間違いなく主催が一番疲れていたはずなのに、本当に嬉しかった。これからもよろしくね。
同じ場をともにした、しえるさん、あめちゃんさん、こぴさん、ひめじぃさん、駿さん、うびさん、りおんさん、えびさん、桜花(はる)さん、ありがとうございました。(というかみんな歌上手すぎ)
最後になるが、素敵な『こぴよフ』を主催し、招待してくれたこぴさん、本当にありがとう。ポケモンオフの枠を超えてこれからも仲良くしてくれると嬉しい。そして、あの日同じ場にいた皆さん、本当にありがとうございました。既に何回もお世話になっている方々含め、不甲斐ない僕ではありますが、これからも縁が続けば嬉しく思います。
『こぴよフ』、最高でした。
カノン